腰の上にのっているお肉や腰の横についた脂肪は、腰まわりを集中的に狙うエクササイズや筋トレが必要です。
腰のお肉は、女性だけでなく男性にも付きやすく取れにくい場所です。
女性ですと、ウエストにくびれがあるのに腰の上にはお肉が乗っている場合、男性ですと、浮き輪のように腰回りにたくさんの脂肪を蓄えている場合が多くあります。
頑固でなかなか取れない腰の脂肪をしっかり落として、すらりとした背中美人になりましょう。
この記事の目次
腰肉を狙い撃つ簡単な筋トレ
コの字運動
腰の筋肉をつける運動です。
腰に負担がかかりにくく、やり方もとても簡単です。
四つんばいになり、腕・胴体・腰が90度のコの字になるようにします。
そのまま右足を伸ばして、左足の真上に来るように、ぐいーっと斜め上に上げます。
そのまま10秒キープ(腰肉を意識し、深呼吸をしながら行います)
反対側の足も同じ要領で行います。
一日左右1セットずつを5回を目安にやっていきましょう。
エビ反り運動
コの字とは反対に、Uに近い形に反らせるエクササイズで、こちらも簡単な内容です。
うつ伏せで寝転がり、腕を肩幅より少し広めに広げ頭の上に広げ、足も同じく肩幅より少し広めに広げて伸ばします。
そのまま背筋を使って頭、両腕を胸からを持ち上げ、両足を骨盤から持ち上げます。
ゆっくり息を吸いながら上げ、ゆっくり息を吐きながら下げます。
呼吸を止めることなく上げ下げしますので、上げている時や下げた時のキープ時間はあって1秒程度で大丈夫です。
注意点は、頭は胸と一緒に上げるイメージで、頭だけ天井を見るようにあげないように、まっすぐ前を見ます。
1日上下10回×3回が目安になります。
腰に負担がかかりそうなら、腰痛持ちの人や普段背筋をあまり使わない人は、無理せず自分のペースで行ってください。
日々の生活に取り入れられる腰肉の落とし方
歩き方
実は、歩き方を意識するという簡単なことだけで、腰周りのダイエットをすることが可能です。
本来、毎日の動作の中で一番腰の筋肉を使う時は、歩くという動作になります。
ですが、上手に意識して歩けていないと、腰回りの筋肉は使われていないので、たるんで脂肪がたまりやすい状態になっています。
猫背の人に特に多い歩き方では、背中が丸まっているので、そのまま足をまっすぐ延ばして歩くのが難しく、膝が曲がってしまっている状態で歩き、腰の筋肉がほとんど使われていないのです。
自分ではまっすぐに見えても、下を向いていたり、姿勢がわるかったり、意外と隠れ猫背の人は多いのです。
腰の筋肉を使う正しい歩き方は、ただ足を前に出して歩くのではなく、背筋を伸ばし腰を使い、おしりを前に出すイメージで歩きます。
膝を曲げないように前に出し、かかとで着地、つま先で地面をけるイメージです。
しっかり腰の筋肉を使って歩くことを意識すれば、毎日取り入れられるエクササイズになるので、落としにくい腰肉も比較的早く落とすことができます。
座り方
座っている時も、腰肉を落とす方法があります。
できる限り両足をそろえて座るようにしましょう。
腰を骨盤からしっかり立てるイメージで、背筋を延ばして座ることで、脂肪の向こう側の筋肉を使い、腰肉を落とすのに効果的です。
骨盤矯正エクササイズで腰肉を撃退
.腰に脂肪がたまる原因は、骨盤のゆがみなどで姿勢が悪くなり、本来使われるはずの腰の筋肉がうまく使われなくなることで、結果腰に脂肪がたまってしまいます。
そこでまずは骨盤矯正を心がけて、正しい姿勢を作るようにしましょう。
左右足振り運動
仰向けに寝転がり両足90度に曲げます。
そのまま両足とも右に倒していき10秒キープ、次に両足を左に倒してキープします。
できる人は床に着くまで倒し、つかない人は倒せる範囲で痛くない所まで倒してください。
呼吸を止めずにゆっくり行いましょう。
この時痛いのに無理をすると筋肉が固くなってしまい、逆効果になるだけでなく、腰痛の原因になってしまいますので注意しましょう。
腰枕運動
腰枕は、バスタオルの短い方を半分に折り、長い方を端からくるくると巻き、丸い枕にして作ります。
足を伸ばし、骨盤から背中を伸ばした態勢で床に座り、おしりの真後ろにバスタオルの枕を置きます。
そのまま枕が動かないようしっかり押さえながら、枕の上に仰向けで寝転がるだけです。
腰が痛いと感じる人は、枕を作る時に半分に折らないで丸め、高さを低して調節してみてください。
読書の時やお昼寝中など、簡単にやることができておすすめです。
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